【脊柱管狭窄症の原因と症状】
慢性腰痛の中でシニアの中で急増中なのが、脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症とは、加齢による背骨の老化などによって腰椎の脊柱管が狭くなってしまうことにより、内部を通る神経を圧迫してしまい、腰や下肢などの痛みやしびれが発生してしまう症状です。
加齢によって発生してしまうことが多く、高齢になればなるほど発症率が高くなってしまいます。
また、若い人でも重労働や重い物を持つ職業の場合、脊柱管狭窄症になってしまう場合もあります。
そのため、若い人でもなってしまう症状です。
以下のような症状が出ている場合、脊柱管狭窄症の可能性が考えられます。
・足がしびれる
・腕から手指にかけて強い痛みやしびれが出る
・腕がだるく感じる
・手指に力が入りにくい
・太ももの外側からお尻にかけて痛い
・歩き続けると足や腰に痛みが出るが、しばらく休むと症状が緩和する
・長く立っていると足や腰に痛みが出るが、しばらく休むと症状が緩和する
これらは、脊柱管狭窄症独特の症状です。
軽度な症状もあるので、放っておく人も少なくないようです。
脊柱管狭窄症は、両足の筋力低下が発生してしまう場合があります。
両足の筋力低下が発生してしまうと転びやすくなってしまい、ケガをしてしまうことがあります。
悪化してしまうと大変なことになってしまうので、早期治療で改善しておく事が大事となります。
診察は、レントゲンである程度推測が可能です。
詳しく診察する場合は、MRIにて脊髄造形などの検査も行います。
痛い診察は行いませんので、早めに診察を受けるようにしましょう。
【脊柱管狭窄症の治療方法】
脊柱管狭窄症の治療方法は、以下が挙げられます。
・固定療法
コルセットやサポーターなどで固定し、動かさないことで症状を緩和させる方法です。
脊柱管狭窄症に適したコルセットやサポーターを使うので、専門医に相談をして使うようにしましょう。
普段使っているコルセットやサポーターでは全く意味がないので、勘違いしないようにしましょう。
・注射療法
痛みがひどい場合は、神経ブロック注射によって痛みを緩和させます。
強くて耐えられない痛みでも、神経ブロック注射で痛みが緩和されます。
・理学療法
温熱療法や腰椎牽引療法により、脊柱管狭窄症の状態を緩和させる方法です。
整骨院や接骨院で行う方法であり、脊柱管狭窄症の症状によってはかなり緩和されます。
・薬物療法
脊椎の神経の血行改善や鎮痛効果にために、鎮痛薬や筋肉弛緩剤などの薬による治療を行います。
・手術療法
保存療法で効果を得ることができない場合、手術にて脊柱管を広げて神経の圧迫を改善します。
最終的な手段なので、あまり行う治療方法ではありません。
手術後、2週間ほどで回復していきます。
いかがでしたでしょうか。
脊柱管狭窄症は思いがけなく悪化してしまうこともあるので、早めに診察を受けることが非常に大事となります。
軽度で治療を受ければ良い方向に改善していきますので、おかしいなと思ったら専門医に相談をしましょう。
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